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「亀毛兎角」とはこの世に存在しないもののたとえです。カメの甲羅から毛が生えること。ウサギの頭からツノが生えること。ファンタジーの世界でもなければ、そんなことは起きません。

そんな動物たちは存在しないのです。

これまで中村健太は様々なプロジェクトの中で、フィクション(虚構/非現実)を作ることによって、疑いようのなかった「日常」や「風習」に新たな視点を与えてきました。

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このプロジェクトでは、お互い面識のない家族に集まっていただき、各家族のメンバーを入れ替え、この世に存在することのない家族を作り出しました。

 

フィクションによって境界が曖昧になった現実と非現実。その判断は見るものに委ねられます。 本来、フィクションは、神話や文学、漫画や映画、そしてアートにおいて表現されてきました。しかし、昨今、それは恣意的に、あるいは悪意をもって、現実の世界で用いられています。

 

甲羅から毛の生えたカメは川で優雅に泳ぎ、頭からツノの生えたウサギは草原を走り回る。 はたして、存在することのなかった家族は、公園で楽しく遊ぶのでしょうか?

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展覧会フライヤー

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